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池浄化事業案内

湖沼などの池浄化について

近頃、環境の変化による温暖化が進むと同時に水温も高くなり富栄養化が見受けられるようになりました。
富栄養化はため池や湖など生態系の生物の構成を変化させて生物多様性を減少させてしまい公害や環境問題として問題視されております。
ヘドロ、汚濁、アオコの農産への影響は栄養をとられて不作となりまた、水産の場合はエラなどが詰まらせてへい死する問題が発生してしまいます。
当社では環境バイオの最先端をいくアメリカの環境バイオ技術を取り入れて地球環境に必要な生態系の『生物に負担を与えない』バイオと活性化サンゴを併用した技術で浄化します。
また淡水魚などがいる飼育池の場合、魚にとっての水環境は非常に敏感なため、水の入替をすることは非常に困難なことであります。
これからの気候変動への対応を兼ね、観光地などの飼育池管理を誰が見ても常に『きれいだなぁ~』と言われることができ、常にバランスよく保てるバイオ浄化管理を提供しております。

池・湖沼浄化用バイオ製剤のご案内

マイクロブリフト
汚染量を減らし臭いを分解します。生息動植物に無害でSSを減少させ池の浄化をします。マイクロブリフトは農業用、工業用、消費者用、排水処理用などの分野で幅広い用途を目的として嫌気、好気バクテリアを特別 に配合したものです。BODやCOD、浮遊物質を削減し、フェノール、硫化水素、その他多くの汚染物質を分解処理するように作られています。

FM
湖沼浄化用として、特別に選別した能力の高い数種類のバクテリアを相乗的に配合した製品です。厨房排水用バクテリアGTと鉱物油分解用バクテリアHCにリンの取込み能力に優れた菌を配合しています。 湖沼等に入ると、活動し、栄養源である特にリン、窒素を浄化処理させ有機物を元から分解します。

ST
排水槽・浄化槽メンテナンス用として、特別に選別した能力の高い数種類のバクテリアを相乗的に配合し固形化した製品です。浄化槽や底汚泥の分解にグリーストラップに入れると徐々に溶け、バクテリアを放出し活性化して、栄養源である有機物質を元から分解します。汚泥の減少と水の透明度の改善には特にその効果を発揮します。

浸透性のある"キレイ"な水へ

バイオを使用した浄化法は浸透性があり定期的に水を交換をする回数を減らす事が可能となります。

アオコの臭の分解

池・湖沼から発生するアオコや害虫をバクテリアの効果で軽減し分解効果があるのでこれからの水交換の管理等も楽になります。

生物に影響がない

バイオ浄化はアオコ除去・アオコ臭などで一般的に使用される科学製剤等とは違って人体はもちろん動物・植物・生物にも問題がなく浄化・処理が可能です。

自慢の絶景へ

これからの池・湖沼の水の『キレイ』を保つためにも定期的な管理は重要なことです。訪れた人が絵に描くような絶景を目にすると気持ちも良くなります。

バイオ修景地浄化事例

水質及び悪臭に問題のある修景地でありバイオレメディエーションによる水質改善を行った。
従来までの水問題の解決には、大気汚染・各放流水は富栄養化・高薬品濃度と極めて深刻が続いておりました。

課題と目的

  1. 環境に負荷を与えない。(最小のエネルギー)
  2. 現状の処理能力より優れる。
  3. 経済効率。
  4. 管理手間の減少。
  5. 水廃棄時など環境影響。
  6. 生物に対する安全性の配慮。

池の規模:7,200㎡

処理計算:7,200㎥×0.35=2,520t処理

バイオ使用量

  1. マイクロブリフト×20本
  2. FMPO4×4箱
  3. STバイオ×4箱
バイオ投入から4ヶ月までの分析
項 目 バイオ投入日 バイオ投入日から4ヶ月後
全窒素 2.6mg/l 2.4mg/l
全燐 0.67mg/l 0.04mg/l
浮遊物質(SS) 850mgl/l 2mg/l
化学的酸素要求量(COD) 150mg/l 2.4mg/l
生物学的酸素要求量(BOD) 100mg/l 2.3mg/l
クロロフィル 0.2mg/l <0.01mg/l

バイオ浄化前

バイオ浄化後

バイオ浄化前

バイオ浄化後


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ろ過材について

活性化サンゴ化石パナクリーンの特徴

  1. 多孔性サンゴ化石を活性化処理したものです。多孔性サンゴ化石とは有孔虫、石灰藻、軟体動物などの遺殻で炭酸カルシウムを主成分とする海底の化石です。
  2. 重金属イオン・リン酸イオンに対して優れた吸着能力があります。
  3. 重金属イオン・リン酸イオンの吸着によって体積変化はありません。
  4. 吸着された金属イオンは溶出しません。
  5. 重金属イオンの混合廃液処理が一括して出来て運転管理が簡単です。
  6. 自然界の産物であり毒性などの問題がありません。
  7. 地下水または河川水中のMn、Feなど吸着するのでろ過材としての有効に最適です。
  8. 既存の廃水処理設備・上水処理設備に設置することにより威力を発揮します。
パナクリーンの規格
銘 柄 用 途 形 態 外 観 比 重
パナクリーンS 各種金属イオン含有廃水処理用 20kg入/袋 濁灰色粒 1.20~1.30
パナクリーンP リン酸イオン含有廃水処理用 20kg入/袋 濁灰色粒 1.20~1.30
パナクリーンC 地下水、工業用水などの浄化用 20kg入/袋 灰白色粒 1.30~1.40

パナクリーンの重金属イオン、リン酸イオン吸着メカニズム
パナクリーンによる金属イオン、リン酸イオンの吸着メカニズムは、活性炭、イオン交換樹脂とは異なりイオン交換反応、吸着反応、化学反応が複合したものとなります。

パナクリーンの物性
パナクリーンS パナクリーンP パナクリーンC
対物物質 Cr.Pb.Cu.Cd.Fe.Mn.Zn PO4 Mn.Fe
吸着度 100~120g重金属イオン/ℓパナクリーン 180~230g P4/ℓパナクリーン
有効pH 3~6 3~7
耐用温度 100℃以下 100℃以下 常温
化学的安定性 強酸、強アルカリ処理条件下以外では安定 強酸、強アルカリ条件以外では安定

パナクリーン処理の特長

  1. パナクリーンに吸着された重金属イオンは不溶解性となり環境庁告示第13号(改正第44号)の試験により溶出値が規制値以下であり、一般埋立処分、コンクリート骨材としての使用が可能です。
  2. 吸着後のパナクリーンは詰替え時に引取もかのうです。
  3. 複合重金属イオン含有廃水の処理も可能です。
  4. パナクリーン処理は運転管理が簡単であり、処理水のpHチェックのみで廃水の処理状況がわかります。
  5. パナクリーン処理は特別な薬剤を必要としません。
    スラッジの発生、濃縮液の発生もありません。

パナクリーン吸着プロセスと装置

吸着処理事例
ユーザー 重金属種類 原水濃度(mg/1) 処理水濃度(mg/1) 処理量(㎥/日)
A社・(メッキ工場) Cr・ZnZn 40~60・4~8 0.3~0.1・0.06 4
B社・(メッキ工場) Cr・Cu 3~8・35~45 0.3~0.4・0.1~0.2 25
C社 PO4・Cu 60~140・30~75 0.1~0.15・0.1~0.2 30

パナクリーン1gあたりの重金属イオン収着量のカラム中の分布

原水は下記のもので通液量は12ℓ、通液時間は520時間連続通液したがこの時点までの処理水中のクロム及び他の重金属イオンについても不検出で除去率はほぼ100%であった。
この段階までに実質吸着帯の状態を即ち、必要吸着帯を確認するため、カラムの上方の一部を取除き、更に同一条件で原水を通水し、その結果カラムの7/15までは元のカラムと同様に処理水にクローム及び他の重金属イオンの検出は認められないがこれ以上カラムおw短くすると重金属イオンが処理水中に検出される。
更にカラム中の収着重金属の分布を調べた処、この段階ではカラムの4/15までがほぼ吸着平衡に達した模様でこれより上方のカラムでは収着量の減少が著しく、8/15以上では収着量は極く微量であり含有金属全部のイオンが類似の傾向を示している。表したよにカラムを下から1cmづつに7つとその上は2cmづつに分割して秤量し、一覧表として下記にした。

原水 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No10 No.11 処理水
+3クローム 20ppm 119mg 81 91 77 36 8.6 1.4 0.23 0.01 0.01 0.01 -
0.2ppm 2.1mg 0.88 0.74 0.61 0.08 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 -
0.06ppm 0.29mg 0.14 0.13 0.1 0.07 0.07 0.06 0.07 0.06 0.06 0.06 -
亜鉛 0.05ppm 0.31mg 0.2 0.2 0.14 0.05 0.02 0.01 0.01 0.01 0.01 0.04 -
0.8ppm 6.5mg 3.3 2.9 2.4 0.87 0.22 0.13 0.09 0.11 0.09 0.12 -
pH 5.0

Cr+6をCr+3に還元処理した硬質クロームメッキ液(内径1.8cm、高さ15cm、内容積約40ml

吸着后の溶出試験

産業廃棄物中の有害物質の試験法即ち環境庁告示第13号(改正第44号)に定められた試験法に準じて溶出試験を行った。
資料:硬質クロムメッキ排水の六価クロムを三価クロムに還元処理しパナクリーンに吸着させたもので、パナクリーン1gあたり収着している重金属は下記の左欄でその時の全体溶出イオン濃度は右欄に示す。

Cr 20.400mg 0.07ppm
Cu 0.152mg 0.02ppm
Pb 0.045mg 0.08ppm
Zn 0.030mg 0.02ppm
Mn 0.012mg 0.02ppm
Hg 0.004mg

上の表のごとくトータルクロームを吸着させたパナクリーン及び鉛、銅、カドミウム、水銀を吸着させたパナクリーンの溶出試験の結論は...。

  1. トータルクロームについて強酸水水溶液、例えば1%以上の塩酸溶液の中へ投入すると炭酸ガスの発生を伴って多少パナクリーン自体が溶解し高濃度の溶出量が認められるが、溶媒の酸性が低下するに従って微量となる。0.1規定塩酸溶液中0.5ppm・pH6で0.07ppm
  2. 鉛、銅、カドミウム、水銀を吸着したパナクリーンについても上に述べたと同じ結果で、pH6以上では水銀を除いていずれも溶出量は規制値よりも大部下である。ただし水銀についてはイオン交換吸着の仕方が他の重金属イオンとは異なるようである。

サンゴ活性成分分析表

項 目 含有量(%) 項 目 含有量(%)
Na2O 1.7 SO4 0.87
MgO 0.9 Cl 0.01
Al2O3 0.04 K2O 0.01
SiO2 0.07 CaO 53.3
PO4 0.07 Ig・loss 43.9

使用上の注意

  1. 廃水中の金属イオンの種類
    廃水中の金属イオンの種類により目的とする重金属イオンの吸着率が変化することがあります。
  2. 廃水中の重金属イオン濃度
    パナクリーンの重金属処理には100mg/ℓ以下、望ましくは50mg/ℓ程度の廃水が吸着率、ライフからみて経済的にとなります。
  3. 廃水のpH
    廃水はpH3~7に調整してください。対象金属によりことなります。
  4. 前処理
    SS、有機物は除去してください。吸着率の低下を招いてしまいます。
  5. 通液速度
    通液速度はすべてSV~1以下としてください。

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