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排水処理事業案内

汚染水と悪臭をアメリカバイオ技術で浄化

人間と機械技術、さらにバクテリアの"チカラ"
人間も機械も老朽化するとともにトラブルが起こりやすくなってしまいます。 設備環境を見直すにも高額なコストもがかかり新設をしたとしても機械にも寿命があります。弊社のバクテリアを利用したメンテナンスを行うことによって水質を向上させて安定化が図れます。またコスト削減、設備入替までの代役、老朽化防止そして環境に無害なバクテリアを使用することによってCo2削減にもつながります。

食品工場の水質改善

水質に対してのバクテリア効果
バクテリアはBOD・COD・SS・Nhex 等を分解し、pHを中和させる効果もあり、水質を安定化させることが可能です。微生物をよく育て増殖させることにより最高の設備環境づくりをすることができます。ただ微生物にも増殖させるための環境条件があります。

微生物の上手な育て方
微生物が生育する為には、栄養分・水分・温度・pH・酸素などについて特定の環境条件が必要で、何れの環境条件が不適切であっても増殖は抑制されてしまいます。特に、pHは食品の品質保持に重要な役割を果たし、食品添加物pH調整剤(クエン酸、クエン酸三ナトリウムなど)が広く使用されています。微生物には、生育に最適な特有のpH範囲があり、酸性側とアルカリ性の生育限界pH値は、微生物の種類に よって異なります。大半の微生物は、pH7~8(中性・弱アルカリ性)が最適値となりますが、この最適値pHから外れてしまうと、微生物の増殖は抑制されてしまいます。

微生物生育の最適なpH
カビはpH2.0~8.5の広い範囲で生育し、細菌は大部分が中性付近のpHで最も生育し、腐敗菌は、pH5.5以下では生育が殆んど抑制されます。また、乳酸菌のように、自己生成した酸によるpH低下のために生育が停止し死滅する微生物もあります。食品は、一般的に酸性から中性を示すものが殆んどであるため(例えば、梅干はpH2.0~3.0 ビスケット・カステラは7.0~8.0)、保存性を考慮する場合には、生育の酸性限界値、最適値のpHを把握しておくことが大切です。

①カビ 酸性生育限界値は約2.0、アルカリ生育限界値は8.5、最適は5.0~6.5
②酵母 酸性生育限界値は約3.0、アルカリ生育限界値は8.5、最適は4~5
③一般細菌 酸性生育限界値は5.0~5.5、アルカリ生育限界値は8~9、最適は6~7
④大腸菌 酸性生育限界値は4.5、アルカリ生育限界値は9、最適は7.0~7.5
⑤乳酸菌 酸性生育限界値は4.0、アルカリ生育限界値は8、最適は6~7

食品工場の悪臭改善

悪臭に対してのバクテリア効果
バクテリアは汚泥物や臭いをエサとして食べ、人間が必要としない雑排物などを分解してくれる効果があり ます。微生物が雑排物を分解するまでの時間はかかりますが人体に影響がなく環境にもよく活性化がすればするほど見返りと水質管理をする上で期待を持つことができます。

バクテリアのメリット
微生物は汚濁水を浄化する時に酸素を消費するので、水の中の酸素は一時的に減少します。一方、ケイ藻などが増え、炭酸同化作用により、水中の溶存酸素量が再び増加します。すると、微生物の活動が活発になって水中の有機物の分解を促進し、水は自然浄化されます。生物処理は物理化学処理に比べて低コストで済むため、小規模事業所から出る排水の処理や下水処理場での悪臭対策に活躍しています。何よりも化学薬品を使わないので、人体に有害な物質が生成されることもなく、安全です。

バクテリアのデメリット
自然浄化を応用したものが生物処理で、微生物の種類によって取り込むことのできる物質が異なるため、処理対象物質に合った微生物を培養したり、その微生物に合った環境を作ってやらなければなりません。さらに排水には微生物だけでは処理しきれない大きなゴミや難分解性の物質などが含まれているため、すべてを微生物にゆだねるということができません。生物処理の効率を上げるためには、物理化学処理を前処理として行わなければ効果が出ないこともあります。

環境バイオプロダクティブメンテナンス(E.B.P.M)のご案内

除害処理槽、廃水槽等から発生する悪臭(腐敗性分・油脂性分他等)の元を水と二酸化炭素に分解対象槽内をバイオトラップ状態に維持し効果を長時間持続させます。ゴキブリ、ハエ、蚊等害虫の忌避効果もあり人やペットに無害で健康を害しません。 液体バイオ(固形バイオ含)組み合わせ企画にて定期メンテナンス月1回~月2回を基準に実施しております。また、一部バイオの不向きな施設(強酸又は強アルカリ排水等)には脱臭装置(活性炭)も企画提案します。

6 段 階 臭 気
臭気指数 臭気強度 ニオイの強度
5~10未満 0 無臭
1 わずかにやっと感知できるニオイ
10~15 2 弱いが何のニオイかわかるニオイ
12~18 3 楽にはっきりとわかるニオイ
14~21 4 強いニオイ
21以上 5 強烈なニオイ

排水処理設備微生物循環装置について

工場などによる排水はBOD、COD、SS、N-ヘキサンの水質基準を維持する必要があります。
24時間リアルタイムに微生物が排水内の汚泥物を食べてくれるので配管を常にきれいにしてくれます。
また工場内部の衛生的な問題でも悪臭、害虫忌避効果もありプラスした管理をすることができます。

食品製造工場微生物循環装置設置例

image-1 image-2 image-2
微生物循環装置システム参考となります。
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GTバイオによる食品工場GTバイオ水質分析例

排水 油水分離槽から市の下水管へ放流。
課題 放流水のBOD、ノルヘキなどをさげること。
従来の処理方法 油水分離槽からそのまま放流。
バクテリアでの処理方法 タイマーポンプにより、1日、12回 / 1回あたり110cc注入。 (2週間に18Lの点滴注入。)
測定日 BOD COD SS n-ヘキサン
0日 1620 889 864 180
14日後 1040 750 915 140
29日後 653 139 258 35
51日後 224 63 137 49

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