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油汚染土壌改良と浄化事業案内

油汚染土壌と改良浄化について

油が拡散または浸透され外部土壌へ流出すると土壌汚染へ移行します。
土地所有者とのトラブルまたは各市町村管轄からの指導、警告、勧告、要請等により損害賠償問題が発生し、油で汚染された土壌を修復する義務が発生してしまいます。
今までの事例では一般民家の灯油タンク400Lから漏油してから半年間、土壌へ埋めて放置しておりました。
土壌へ浸透した灯油が近隣農地へと流出し所有者とのトラブルさらに市町村から改良、浄化要請を受けることとなりました。
当社では土壌を入替えずにバイオレメディエーションによる原位置浄化をおすすめしております。

バイオレメディエーション技術

油の流出発生箇所において油脂溶出は継続しており、油回収処理のみでは大きな時間と費用 が予想されます。事故発生箇所は稲作の水利用者も多く、下流水利用者の状況を考察して溶 出回収に時間的な猶予は無いものです。
一般的な汚染土壌掘削工事と比較した場合、建物下土壌が油汚染されており、またまた汚染可能性範囲も長さ120m×幅2m×深さ4mと仮定しても1,000m³汚染土壌処理費用の概算でも1億円近い費用が予測されます。(解体掘削工事費別)
バイオレメディエーション(汚染地原位置微生物浄化)では施設の解体・汚染土の処理をせずに周辺の自然環境に影響を与えることがなく安全に油を分解可能(若干の工事時間は要する)であり、使用する微生物は自然菌(土壌菌)であり炭化水素が存在する限り分解工程を続けます。
そのため土壌浄化した後に放流する水にて洞掘川に残留している油脂除去も工程 の視野に入るものです。
当社、バイオレメディエーションで用いられる(油分解剤【オイルゲーター】・微生物活性化剤【HCバイオ菌】)は微生物の活性化に使用される栄養剤は肥料成分となり、微生物の活性化に消費される量であり河川冨栄養化をおこす可能性は極めて低いものとなっております。
微生物残留の可能性は炭化水素を栄養とする微生物であり、炭化水素が無くなれば餓死して流出油脂分が分解されると使用したバクテリアも消滅します。
また自然菌を利用しているため、微生物浄化工事において自然界に影響を与える可能性は極 めて低いものとされております。
自然界に及ぼす影響として考察されるものは河川の生物的酸素要求量(BOD)を微生物活動 により消費する可能性があるが、流速流入のある河川で発生する可能性は皆無とされております。

HCバイオ菌によるバイオリアクター工法

HCバイオは特別に選別した能力の高い数種類のバクテリアを相乗的に配合したバイオ製剤です。
このHC菌によるバイオリアクター工法は、地下土壌内へ浸透し、拡散された鉱物油をHCバイオ菌が循環、追跡して栄養源である炭化水素(鉱物油)を元から分解してくれます。
また建物の地下へ拡散、浸透した鉱物油にも非常に有効的な工法となります。

農業暗渠地・地下水汚染浄化事例

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オイルゲーター・HCバイオ菌を併用したランドファーミング工法

image-1 バイオレメディエーション(生物浄化)とは微生物の化学物質分解能力を活用した環境浄化技術 であり、その中でも良く用いられているランドファーミングは低コストであり効率性も良いこと から採用されることが多いバイオ処理工法の一つです。
しかし,バイオレメディエーションを適用する際には,資材の特徴と適用性について充分に検討しなければなりません。
オイルゲーター、HC液体バイオ、グリーンバイオは油で汚染された土壌の改良と浄化の現地処理が可能な資材です。
油吸着分解剤『オイルゲーター』(生分解までの間、油を固化)微生物活性剤『HC液体バイオ・グリーンバイオ』(土壌へ拡散、浸透させて油を追跡させて分解)を重機で混合撹拌します。
より確実に汚染土壌に微生物を添加することができるため、より短期間での浄化が達成 できます。

下記、バイオ『オイルゲーター・HCバイオ』による油土壌汚染改良工事の動画となります。

プラント敷地内油汚染土壌改良事例

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HCバイオによる土壌分析

  • 汚染土壌:1,000㎥×2
  • HC使用量:4,000L / 1,000㎥
  • バイオ浄化作業:2010年3~4月
3月3日 3月8日 3月18日 3月23日 4月1日 4月6日 4月15日 4月8日
Bed#1 1,820 1,050 710 430
Bed#2 2,050 1,220 770 440

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